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65歳以上の方にご注意! インフルエンザ・風邪・肺炎について

インフルエンザにかかることによって肺炎が引き起こされた場合、重症化しやすいのはご存じですか?
 
【肺炎】を発症すると【1〜2日以内】で命にかかわる状態に陥ります。
死亡順位では、1位がん、2位心筋梗塞などの心疾患、3位脳血管障害、
そして4位肺炎(そのうち約95%は65歳以上)です。
 
誤嚥性肺炎というのもありますが、インフルエンザによる肺炎の合併はとても危険です。
 
 
【風邪】

・鼻水
・喉の痛み
・咳
・熱は38°C位まで
・1週間位で治る

 
【インフルエンザ】

 ・突然症状がおこる
 ・38度以上の高熱
 ・鼻水
 ・咳
 ・喉の痛み
 ・【筋肉痛】【関節痛】など全身の症状
 
【肺炎】

・激しい咳
・黄色や緑色の痰
・息苦しい
・胸の痛み
・38℃以上の高熱
・長く(1週間以上)続く
 
〜肺炎を発症すると〜
・息切れが起こり呼吸するのが困難になる
・食事が取れない
・盛んに冷や汗をかく
・顔色が悪い
・意識がもうろうとしている
という事が起きてきます 
 
【高齢者の肺炎】
・軽い咳
・食欲がない
・呼吸が荒い
・微熱
・長く続く
 
このように高齢者に生じる肺炎は要注意です!!
というのも自覚症状が乏しいという特徴があります。
 
     
【体力や抵抗力が落ちないようにするためには】

腸は絶対に冷やさないこと!
 
・腸の機能を活性化させると
   ①免疫力の向上
   ②新陳代謝の促進
   ③ホルモン分泌を高める
 
・腸は人体最大の免疫器官
   ①全身の免疫機能が小腸に60% 集中
   ②精神的なこと・・・積極的に明るく努める
 
高周波・・・内臓は皮膚の鏡であり、皮膚は内臓の鏡です!
※高周波療法は寝ながら全身の電子マッサージ運動(1秒に7万回)
 体表温度が、1〜3℃上昇するので免疫力も向上します。
※腸は人体最大の免疫器官です。全身の免疫機能が小腸に6割集中しています。
 
腸内環境を良くしたうえで、芯から温まるように心がけましょう!
当院ではそのお手伝いをしています。

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Fascia(ファシャ)リリースと筋膜リリースの違い。経筋と絡めて

筋膜リリースとは、
筋肉を覆っている結合組織である筋膜を調整するテクニックであり、
主に手技療法によって行われます。

筋膜リリースは、筋膜を伸ばしたり、緩めたりすることで、
筋肉の柔軟性や可動域を改善することが目的です。

手技療法によるものだけでなく、
フォームローラーやボールを使用するセルフマッサージ、
ストレッチング、ヨガ、ピラティスなども筋膜リリースにつながります。
 
一方、fasciaリリースは、
筋膜リリースと同様に筋膜を調整するテクニックですが、より広い概念を指します。

fasciaリリースは、
筋肉を覆う筋膜だけでなく、全身に広がる結合組織であるfasciaを調整することが含まれます。

fasciaリリースは、
筋肉、神経、血管、臓器など、身体のあらゆる部分に存在するfasciaを調整することで、
痛みの緩和や身体のバランスの改善などを目的とします。
 
簡単に言うと、
筋膜リリースは筋肉を調整するテクニックであり、
fasciaリリースは全身の結合組織を調整するテクニックです。
ただし、どちらも身体の調整や改善を目的とする手技療法であることには変わりありません。
 
 
筋膜リリースとfasciaリリースは似ているようで異なるテクニックですが、
どちらも身体の調整や改善に役立ちます。


また、当院では
fasciaを東洋医学でいう「経筋」との関連付けてアプローチしています。
高濃度の炭酸ミストも大いに役に立ちます。
(※「経筋」は、いわゆる「経絡」とは異なります)

合谷というツボの有効性

合谷(ごうこく、LI4)は、
 
手の親指と人差し指の間にあるツボであり、
中国の伝統的な医学や鍼灸治療によく使われるツボの一つです。
 
合谷は、手の中心のエネルギー(気)の流れを調節し、身体の様々な部位に影響を与えると考えられています。
 
合谷の有効性については、いくつかの研究があります。以下にその一部を紹介します。
 

【疼痛の緩和】
合谷は、頭痛、歯痛、生理痛などの疼痛に対して有効とされています。
一部の研究によると、合谷に鍼を刺すことで、
脳内のエンドルフィンやセロトニンなどの神経伝達物質が分泌され、
疼痛を緩和する効果があるとされています。

 
【不安やストレスの緩和】
合谷に鍼を刺すことで、交感神経と副交感神経のバランスを調整し、
自律神経系を安定させる効果があるとされています。
これにより、不安やストレスを軽減することができます。

 
【免疫力の向上】
合谷に鍼を刺すことで、免疫細胞の活性化を促進する効果があるとされています。
これにより、免疫力を向上させることができます。

 
【アレルギー症状の改善】
合谷に鍼を刺すことで、アレルギー症状の改善に効果があるとされています。
一部の研究によると、合谷に鍼を刺すことで、
炎症性サイトカインの分泌を抑制する効果があるとされています。

第7の栄養素「ファイトケミカル」を摂りましょう!

 
「ファイトケミカル」(または「フィトケミカル」)をご存じですか?
 
・カテキン
・イソフラボン
・リコピン
・βカロチン
・アントシアニン
・ケルセチン
・レスベラトロール
・ルテイン
などを総称したものです。
1990年代から急速に注目されている物質です。
 
植物は、私達が思っている以上に、過酷な環境下(日光や天敵など)におかれています。
動物や昆虫などとは違い、自分で動くことができないので、自分で身を守るしかありません。
 
身を守る「盾」がファイトケミカルなのです。
 
「色」「香り」「えぐみ」
などは植物が過酷な環境で生き抜くための力と言えます。
 
例えば、、、
【活性酸素】
吸った酸素の1%が活性酸素に変わります。
活性酸素はそもそも悪いものではなく、ウィルスなど外から入ってくる敵をやっつけるものです。
でも、発生し過ぎてはダメなのです。
多く発生した活性酸素は、外敵だけではなく、正常な細胞をやっつけてしまいます。
 
ストレス、喫煙、飲酒、紫外線などで発生します。
 
また活性酸素は、冷え、かゆみ、便秘などの日々の悩みや老化につながってしまいます。
 
 
ところが、ファイトケミカルはこの活性酸素の吸収が非常に優れています。
炭水化物・タンパク質・脂肪・ビタミン・ミネラル・食物繊維に次ぐ
「第7の栄養素」とも呼ばれています。
 
 
「じゃあ、その辺のストアで売っている安いサプリでも良いよね」
という考えは危険です。
その辺のストアで売っている安いサプリは、化学的に合成されたものです。
このファイトケミカルは合成の安全性は確認できていません。
βカロチンのみ安全性が確認がとれています。
しかも有機栽培による作物で作られたファイトケミカルが良いとされています。
 
 
"British Journal of Nutrition" に掲載された論文です。
 
過去300種類の論文を検証して「有機作物はすぐれてるかどうか?」を実証したのですが、
有機作物とそうでない作物のファイトケミカルの含有量を比較すると
 
アントシアニン(ブドウ、アセロラなど)は1.5倍
ケルセチン(りんご、ほうれん草など)は1.5倍
ヘスペリジン(レモン、オレンジ)1.7倍
などなど
 
いずれも有機栽培の方がファイトケミカルの量が多い、という結果でした。
 

【豆知識その1】
アセロラは青いうちに収穫した方が良いそうです。
そのほうが栄養価が高い(青い時の方がビタミンC1.8倍)そうです。

【豆知識その2】
オレンジは熱中症対策になります。
今年のような猛暑には必須です。

【豆知識その3】
「カテキン」は日本語です。「菌」に「勝て」でカテキンと名付けられました。
抗菌・殺菌効果が強いので、積極的に緑茶を飲みましょう。


というわけで、、
栽培方法が明確で、きちんとファイトケミカルが入っているものを選びましょう。
 
具体的にどうすればよいのかを知りたい方は、来院時に質問してください。

北斗晶さんの乳がん騒動について思うこと

マンモグラフィー検査は我々男性には想像できないくらい耐え難い痛みらしいです。
例えて言うなら、チン◯を万力やペンチでギリギリ挟んでしばらく静止しているようなものでしょうか?
 
そのような痛い思いを毎年受けていても進行した乳がんが発見される場合があります。
(今回の北斗晶さんのように)
 
巷の「なぜ?」に対して、メディアではそれっぽい理由が並べられていますが、
あれは診察した医者を擁護してるとしか思えません。
 
・30〜40代で乳腺が発達した人は、マンモグラフィーを行っても画像がボヤけて不鮮明になるので
超音波検査も受けないと無意味。(このことはもっと広く浸透してほしいんですが…)
・オッパイには極端に言ったら乳腺炎か乳がんくらいしかないジャンルなので、
胃など消化器全般などに比べて医師がたいして興味持たず勉強しないそうです。
勉強していてもそもそも遭遇する機会が少ないという事情もあります。
・一昔前では乳がんを診察するのはあくまでも外科だった。
・内科や婦人科医は決して乳がんの専門家ではありません。
・そんな状態で稀に乳がん(だけとは限らずガン全般)を見るものですから、どうしていいかわからず、
患者には曖昧かつテキトーな説明をして済まします。

困った事に医師というのはプライド高いから、「よくわかりません」とは決して言わない。

判らないなら判らないなりに専門医師に回せばまだいいのですが、
ひどい例では乳がんかどうかわからないから、乳房切除という必要のない手術をしてしまいます。
 
そんなとんでもない医師を医師会に呼び出し、
「馬鹿野郎!お前は医者に向いていない! テメエみてえのはさっさと医者止めちまえ!!」
と怒鳴ったなどといった乳がんに関する裏話を、某がん専門医(専門:胃がん/消化器全般のがん/乳がんなど、がん画像診断)より山ほど聞いております。
 
まあ、この人は近藤誠医師(「がんは放置するのが良い」というとんでもない理論の持ち主のはぐれ医師)や
鎌田實医師(「がんばらない」で有名な医師)にも怒鳴る人なので、、、
 
また、このがん専門医は「がんでは死なない」とも言っています。
「え!?何言ってんの?」と最初は思いましたが、
乱暴な表現だけど要は「がん」=「死」ではないということです。
「がんが直接の死因にはなるわけじゃない」、「時間の猶予がある」、
「『がん』を必要以上に恐れることはないよ」とも言っています。
 
訳のわからない・ヘンテコな・怪し気な・インチキ臭い治療を受けるのではなく、
「まともな」医師の診察を受け、「まともな」治療を受けるという至極当然な事をしましょう。
そもそもがん細胞は誰でも毎日数百個発生してます。
免疫によってがん細胞をやっつけることでがんに発展しないようになっています。
免疫がキチンと働くように日頃の健康管理をするのが大事なんですよね。

余談ですが、びわの葉を使った諸療法【枇杷の葉灸】【枇杷の葉エキス】は
アミグダリン(=ビタミンB17)という がん細胞そのものを破壊する効能があります。
(枇杷の葉については、日を改めて書こうと思います。)

ご希望の方はお声をかけてくださいませ。

皮膚科でも用いる、あの液体窒素をプールに撒くとどうなる?

「液体窒素」ってご存じでしょうか?
 
大気中にある窒素を極限まで冷やし、マイナス200℃にすることで液体にした物質のことです。
すべての物質を一瞬にして凍らしてしまう、ものすごい物質です。

バナナをくぐらせれば、一瞬にして凍りハンマーのごとくになります。
何かの実験動画でみたことがあるかもしれません。

この液体窒素は医療の現場でも使われています。
皮膚科に行ったことある方は、ご存知ですかね。
イボ・魚の目、などの皮膚のトラブルが出た時に、
液体窒素を塗布して部分的に一度皮膚を死滅させ、新しい皮膚を出させて疾患を治すという時に用います。


さて、、、このような液体窒素をプールにぶちまけるとどうなるのか?
という動画がありました。



こんなラフな格好であんな洗面器みたいな容器で。。。
途中で滑って転んだりして、かぶったらどうなるかわかってるんですかね!? 
大惨事になりますよ。。。(; ̄ー ̄A

息継ぎをする際に窒息してしまうかも? と一瞬思いましたが、
通常、大気中の90%以上が窒素なので、これはだいじょうぶかと。


そもそもこれは何かの実験なのでしょうか??
水温を計ってるわけじゃなさそうですし、水面が凍ったかどうかをみているわけでもなし・・・。 

・この程度の量の液体窒素ではプールは凍らない
・下がった水面との気温の差によって、水面に多量の雲(霧?)が発生する
っていうデモンストレーションでしょうか。

イベントや余興にしては唐突にぶちまける感じで面白くないし・・・。
単なる思いつきでやってみただけなんですかね?
で、一体どうなったのか結果はわからずじまい。
何とも不完全燃焼な光景でした。



私は中学生時代、手のひらや、指先に水イボがたくさんできて、それを取り除くために皮膚科に行き、
手のひら、指先、爪の中にまで液体窒素を塗る治療を受けたことがあります。
塗られた時の痛みたるや、拷問を受けているような激烈なものです。
10 回近く治療したでしょうか。

よくなるどころか、どんどんイボの範囲が広がっていくので
「もう無理・・・」
と親に言いました。

困った親は、大伯父に相談に行くと
「落合駅の近くに良い漢方薬局があるから、そこに行け」
と言われました。

漢方薬局ではいろいろと問診された結果
・冷蔵庫を頻繁にあけ、水・麦茶などを飲む
ことを指摘され、「体の中に水毒が溜まっている状態」と言われました。

処方されたのは、ハトムギの粉末をメインとした粉薬でした。
ツムラなどの予めパックされたものではなく、その場で混ぜあわせて作る本格的なものです。

2ヶ月ほどすると、イボの範囲がみるみると小さくなっていき、
3ヶ月ほどですっかりきれいに消えてしまいました。

その結果を皮膚科に報告に行くと、
「はあ~! 不思議な事もあるもんだなぁ!」と驚かれたものです。

この時初めて、現代医学に疑問を抱き、東洋医学・伝統医学に興味を持ったのです。

液体窒素に関する記述や映像を見ると、中学生時代のこの出来事を思い出します。

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