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山手通りなどに存在する自転車専用レーンについて思うこと

豊島区の熊野町交差点〜西池袋(立教大学付近)〜新宿区中井・落合交差点付近
〜中野区東中野駅付近〜中野坂上交差点〜渋谷区初台交差点辺りまで存在する、
山手通りの自転車専用レーンには、歩道と平行して自転車専用レーンがあります。
 
豊島区の熊野町交差点〜西池袋(立教大学付近)〜新宿区中井・落合交差点付近
〜中野区東中野駅付近〜中野坂上交差点〜渋谷区初台交差点辺りまでの山手通りは、比較的交通量が多く、
自転車専用レーンが設けられていることで自転車利用者の安全が確保されています。
しかし、自転車専用レーンに歩行者が歩いていると、自転車利用者は危険な状況にさらされることがあります。
 
実際、自転車専用レーンを歩行者が横に列をなして歩いていたり、
スマホをいじりながら悠然と歩いていたりしていて危ないんですよね。。。
 
自転車は車両であり、道路交通法上でも自動車やバイクと同じ扱いを受けるため、
歩道や歩行者専用レーンを走行することは禁止されています。
 
山手通りに存在する自転車専用レーンを歩行者が利用していることは、
自転車利用者にとって大変迷惑な行為であり、危険を伴うことがあるんです。
 
自転車専用レーンは自転車にとって安全な走行空間を提供するために設置されているものです。
歩行者が自転車専用レーンを歩いていると、
自転車利用者は交通ルールに従いながら回避行動を取らなければならず、危険を伴います。
歩行者自身も、自転車との衝突事故を起こしたり、自転車にひかれたりする可能性があります。
手足の怪我くらいですめばいいですが、万が一頭部の怪我(硬膜下血腫・硬膜外血腫)となると、命に関わります。
 
歩行者は専用レーンから離れ、歩道や横断歩道を利用してください。
 
 
 
ヨーロッパで同様に自転車専用レーンを歩いていると真剣に怒られます。
ヨーロッパにおいては、自転車専用レーンを歩行者が利用することはあまり見られないです。
自転車文化が発展しており、自転車を利用する人々が多いため、
自転車専用レーンが歩行者によって占有されることは稀です。
片道3車線のような大きな通りでも、交差点で大きく右折や左折をしても許されるのです。
許されるというか、そのように走行しないといけないのです。
 
歩行者が自転車専用レーンで歩いていると、自転車利用者から警告や注意喚起がされます。
私はオーストリアにおいて、現地のおばちゃんに顔を真赤にして本気で怒鳴られた経験があります。
 
自転車専用レーンは自転車利用者の安全を確保するために設置されているものであり、
歩行者が利用することは避けてほしいものです。
 

足がつる。その原因と対策・治療方法。鍼は効く?

足がつるbearing原因はいくつか考えられますが、代表的なものには以下のようなものがあります。

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【水分やミネラルの不足】
水分やミネラル(特にカルシウム、マグネシウム、カリウム)が不足すると、
筋肉の収縮と弛緩がうまくいかず、足がつることがあります。

→良質な水とミネラルの摂取をしてください

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【過剰なアルコール摂取】
アルコールbeerを過剰に摂取すると、体内の水分やミネラルが失われることがあります。
そのため、足がつることがあります。

→アルコールはほどほどに。。。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【慢性的なストレスや不眠】
慢性的なストレスや不眠が続くと、
交感神経が優位になり、筋肉が硬直し足がつることがあります。


→副交感神経が優位になれるようにお手伝いします
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【血行不良】
足に十分な血液が行き渡らない場合、筋肉の収縮と弛緩がうまくいかなくなり足がつることがあります。
血行不良の原因には、運動不足、肥満、加齢、冷え性、喫煙、高血圧、糖尿病などが挙げられます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【筋肉の疲れや過剰な使用】
筋肉が疲れたり、長時間同じ姿勢を続けたり、運動不足で筋肉が弱くなっている場合、
筋肉が硬くなり、血液循環が悪くなることがあります。このため、足がつることがあります。

→筋肉がほぐれるような、さまざまなメニューを提供できます

 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【病気・疾患によるもの】
糖尿病や神経障害がある場合、神経がダメージを受け、筋肉の収縮がうまくいかなくなることがあります。
そのため、足がつることがあります。
他にも、高血圧、リウマチなどが該当します。

→初期の糖尿病は低周波鍼通電療法が功を奏します。
本態性の高血圧は鍼がお役に立てます。
リウマチによる関節の痛みは筋肉をほぐすことでかなり楽になります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【腰が原因で足がつる】
腰椎管狭窄症や椎間板ヘルニアなどが原因で、足がつることがあります。
 
「腰椎管狭窄症」は、腰椎の骨の変形や靭帯の肥大化などによって、
脊髄を取り巻く骨の空洞(脊柱管)が狭くなってしまう症状のことです。
腰椎管狭窄症が進行すると、脊髄に圧迫がかかり、足に痛みやしびれ、痺れ、つるなどの症状が現れることがあります。
 
「椎間板ヘルニア」は、
椎間板と呼ばれる腰椎の間にあるクッションの部分が、
繊維輪を破って内部から飛び出した状態のことです。
この状態になると、神経根や脊髄が圧迫され、足に痛みやしびれ、痺れ、つるなどの症状が現れることがあります。

→ 低周波鍼通電療法や通常の鍼治療、マッケンジー療法で対処します
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【薬の副作用】
薬の副作用として、足がつることがあります。
例えば、利尿剤や抗うつ剤などが該当します。

→薬剤師さんに相談してください
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【足の姿勢や靴の問題】
足の姿勢が悪かったり、靴が合わなかったりすると、
筋肉の収縮と弛緩がうまくいかなくなり足がつることがあります。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【冷えによる足のつり】
足が冷えると、筋肉の収縮と弛緩がうまくいかなくなるため、足がつることがあります。
冷えは、以下のような状況で起こることが多いです。
 
 
運動不足や身体の硬さ
運動不足や身体の硬さがあると、足の血流が悪くなり、足が冷えやすくなります。
 
食生活の乱れ
タンパク質不足だったり、栄養バランスが偏っていたり、食べ過ぎたりすると、
代謝が悪くなり、体温が下がりやすくなります。
 
睡眠不足やストレス
睡眠不足やストレスが続くと、交感神経が優位になり、血流が悪くなり、体温が下がりやすくなります。
 
靴や靴下の選び方が悪い
靴や靴下が薄すぎたり、足の形に合わなかったりすると、足が冷えやすくなります。


 

ロキソニンやボルタレンを飲んでも効かない!? どうにもならない痛み、腰痛・関節痛など

「筑波大学式低周波鍼通電療法」を用いて
脳内物質、脳内モルヒネと呼ばれる内因性オピオイド
βエンドルフィンやエンケファリンの分泌を促したり
下行性疼痛抑制を主に利用する方法があります。
 
 
βエンドルフィンは即効性は無いが持続性が長い
エンケファリンは即効性は早いが持続性が短い
という特徴があります。
 
下行性疼痛抑制とは
痛みを感じると、脳幹部から神経線維を伝って脊髄内を下降し、
過剰な痛みの伝達を抑えるシステムのことです、
 
筑波大学式低周波鍼通電療法は、低周波の電流を用いた鍼治療法であり、
下行性疼痛抑制やβエンドルフィンやエンケファリンの分泌を促進する効果があるとされています。
 
実際に痛い部位に鍼を刺すのではなく
「合谷」「曲池」「足三里」「三陰交」
という手足のツボに刺鍼します。
 
 
ロキソニンやボルタレンを飲んでも効かないとか
坐薬を入れても効かない(かなり稀ですけどね。。。)とか
日常生活がままならないほどのどうにもならない痛み、腰痛・関節痛などがある場合、
筑波大学式低周波鍼通電療法を優先して行う場合があります。
 
鍼に抵抗が無い方や、痛みを止める最後の手段とお考えの方
ご一考くださいませ。

医療全般及び鍼灸業界とSDGsとの関わりを考えてみました

今更ながらですが、、、SDGsについて触れてみようかと。
 
SDGsの17の項目を列挙します。
 
1.貧困の撲滅
2.飢餓の撲滅
3.すべての人々に対する健康と福祉の確保
4.質の高い教育の確保
5.ジェンダー平等の促進
6.安全な水と衛生の確保、および衛生的な環境の整備
7.エネルギーの普及と清潔なエネルギーへの移行
8.働きがいと経済成長の促進
9.産業、技術革新、およびインフラの整備
10.都市と地方の持続可能な発展の促進
11.持続可能な消費と生産の確保
12.地球環境の保全、気候変動への対策
13.海洋資源の保全と海洋汚染の防止
14.陸上生態系の保全、砂漠化への対策、および生物多様性の確保
15.公正な社会と平和への貢献
16.公正と責任ある制度の確立
17.グローバル・パートナーシップの推進

これらの項目は、2030年までに達成することを目指しているそうです。
各国、企業、市民社会などが協力して取り組むことで、
より持続可能な未来の実現に向けているとのことです。


 
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医療は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に不可欠な役割を果たしています。
以下に、医療とSDGsの関係を挙げてみます。
 
【貧困の撲滅(SDG1)】
良質な医療は、貧困層の健康を改善し、貧困を減らすのに役立ちます。
 
【健康と福祉の確保(SDG3)】
医療は、健康と福祉の重要な要素です。
特に、保健衛生、母子保健、感染症管理などの
健康上の課題に対処するためには、良質な医療が必要です。
 
【ジェンダー平等の実現(SDG5)】
医療は、女性の健康に関する問題に対処するために重要です。
例えば、出産の合併症、月経不順などの問題に対処するためには、
女性がアクセスできる医療が必要です。
 
【水と衛生の改善(SDG6)】
医療は、水と衛生の改善にも貢献します。
例えば、水源汚染による感染症の予防や、トイレの普及による健康上のリスクの低減
などに役立ちます。

【産業とイノベーションの促進(SDG9)】
医療は、産業とイノベーションの促進にも貢献します。
例えば、新しい医療技術や医薬品の開発、医療システムのデジタル化などが挙げられます。
 
【不平等の解消(SDG10)】
医療は、不平等の解消にも役立ちます。
特に、貧困層や障害者、少数民族などの弱い立場にある人々が
医療サービスを受けられるようにすることが重要です。
 
 
【持続可能な都市とコミュニティの確保(SDG11)】
医療は、都市や地域の持続可能な開発に貢献します。
例えば、地域に適した保健施設の整備や、緊急医療サービスの改善などが挙げられます。
 
【気候変動に対する対策(SDG13)】
医療は、気候変動に対する対策にも貢献します。
例えば、医療機器の省エネルギー化や再利用、医療施設のエネルギー効率化などが挙げられます。
 
 
以上のように、医療はSDGsの多くの目標に関連しています。
そして、SDGsを達成するためには、良質な医療の普及が必要であると言えます。
 
 
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〈鍼灸業界とSDGsとの関わり〉
 
鍼灸業界とSDGs(持続可能な開発目標)の間にはいくつかの関係がありそうです。
 
鍼灸は、健康や福祉を促進する伝統的な治療法の一つです。
SDGsの目標の一つである「健康と福祉の確保」に関連しており、
鍼灸が健康や福祉に貢献することが期待できます。
 
鍼灸は自然療法の一つであり、薬物療法に頼らずに健康を維持することができます。
これは、SDGsの目標の一つである「持続可能な消費と生産の確保」にも関連しています。
 
鍼灸は、病気やけがの予防にも役立ちます。
これは、SDGsの目標の一つである「貧困の撲滅」とも関連しており、
貧困層の人々が健康を維持するための手段として鍼灸が役立つでしょう。
 
鍼灸は、ストレスや不安を軽減する効果があります。
これは、SDGsの目標の一つである「心の健康の確保」にも関連しており、
鍼灸が心の健康をサポートする手段となれます。
 
鍼灸は、従来の医療に比べて低コストで、かつ副作用が少ない治療法です。
これは、SDGsの目標の一つである
「すべての人々に対する包括的かつ公正な医療の提供」にも関連しています。
 
鍼灸は、痛みの緩和や慢性疾患の治療にも役立ちます。
これは、SDGsの目標の一つである
「すべての年齢層の健康と福祉の促進」にも関連しており、
高齢者や病気の人々が健康を維持するために鍼灸が役立つことがあります。
 
鍼灸は、自然療法であり、自然環境にも配慮した治療法の一つです。
これは、SDGsの目標の一つである「地球環境の保全」にも関連しています。
 
鍼灸は、心身のバランスを整える効果があります。
これは、SDGsの目標の一つである「平和と正義の促進」にも関連しており、
心身のバランスが整った人々がより穏やかな社会を作ることにつながると考えられています。


以上のように、実は鍼灸業界とSDGsには多くの関係がありそうです。
鍼灸業界がSDGsを意識し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組むことで、
より良い未来の実現に貢献することができるかもしれません。

副腎疲労について

副腎疲労とは、
長期間にわたるストレスや疲労によって、副腎皮質ホルモンの分泌が低下し、
身体的・精神的な疲労や不調が起こる状態のことを指します。

副腎皮質ホルモンは、
ストレスに対する対応や免疫系の調節、血糖値の調整などに重要な役割を果たしています。
 
副腎疲労の主な症状には、
疲れやだるさ、睡眠障害、ストレス耐性の低下、集中力や記憶力の低下、
不安やうつ症状、消化器系の不調、体重増加や減少などがあります。

これらの症状は、他の疾患でも見られることがありますが、
副腎疲労の場合は、症状が長期間続くことが特徴的です。
 
副腎疲労の原因としては、
ストレス、不規則な生活習慣、栄養不良、感染症、
アレルギー、腸内環境の乱れなどが挙げられます。

 
治療法としては、
ストレスを減らすためのライフスタイル改善、栄養バランスの改善、
適度な運動、睡眠の改善、サプリメントの使用などがあります。

ただし、副腎疲労という疾患自体が医学的に確立されているわけではないため、

診断や治療法については専門医の判断を仰いでください。
 
 
 
 
 

スティックラー症候群に対する治療。物理療法・手技療法・鍼灸・筑波大学式低周波鍼通電療法

スティックラー症候群は、
遺伝性の軟骨異常症であり、骨や関節、眼、耳などに様々な問題を引き起こす疾患です。

スティックラー症候群は遺伝性疾患であり、
保存療法や手技療法だけで完全に治療することはできませんが
関節痛や軟骨の異常による関節の可動性の低下があることが多く、
症状の進行を遅らせることや症状の改善、悪化を予防する必要があります。

物理療法・手技療法・鍼灸治療が有効です。

物理療法は、温熱療法や電気療法、超音波療法などがありますが
当院では、主に低周波・マイクロカレント・炭酸ミストを用います。
 
手技療法は、マニピュレーション(軽い整体)、Fasciaリリースなどを行います。
これらの手技療法は、筋肉や関節の可動域を改善することで、痛みや不快感を軽減することができます。

 
鍼灸治療は、筋肉の緊張を緩和することで、関節痛の緩和に効果があります。
また、鍼灸によって、自律神経のバランスを整えることができ、疼痛や不快感を軽減する効果が期待できます。
 
 
【スティックラー症候群に対する、筑波大学式低周波鍼通電療法】

筑波大学式低周波鍼通電療法は、
鍼灸治療と電気刺激療法を組み合わせた治療法で、
スティックラー症候群の患者にも有効な治療法の1つとして注目されています。
 
筑波大学式低周波鍼通電療法は、鍼灸治療によって筋肉の緊張を緩和し、痛みを軽減すると同時に、
低周波電気刺激を加えることで、筋肉の収縮を促し、筋肉や関節の可動性を向上させます。
この治療法は、鍼灸治療と電気刺激療法を組み合わせることで、
従来の鍼灸治療に比べてより効果的に筋肉の緊張を緩和し、関節の可動性を向上させることができます。
 
筑波大学式低周波鍼通電療法は、
スティックラー症候群の患者に対して、関節痛の緩和や筋肉の弛緩、関節可動域の向上などの効果が期待できます。
 
 
 
【スティックラー症候群の首肩こりや腰痛、関節痛に対する、筑波大学式低周波鍼通電療法】
スティックラー症候群の患者は、首肩こりや腰痛、関節痛などの症状を抱えることがあります。
これらの症状に対しても、筑波大学式低周波鍼通電療法が有効な治療法の1つとして考えられます。
 
首肩こりに対しては、鍼灸治療によって筋肉の緊張を緩和し、
低周波電気刺激を加えることで筋肉の収縮を促し、血行を改善することができます。
これによって、首肩こりが軽減されることが期待されます。
 
腰痛に対しても、筑波大学式低周波鍼通電療法が有効な治療法として考えられます。
鍼灸治療によって筋肉の緊張を緩和し、低周波電気刺激を加えることで
筋肉の収縮を促し、腰部の筋力を強化することができます。
これによって、腰痛が改善されることが期待されます。
 
関節痛に対しても、筑波大学式低周波鍼通電療法が有効な治療法として考えられます。
鍼灸治療によって筋肉の緊張を緩和し、低周波電気刺激を加えることで
筋肉の収縮を促し、関節の可動域を向上させることができます。
これによって、関節痛が軽減されることが期待されます。
 

首・腰の牽引治療のエビデンス

整形外科や接骨院などで牽引治療に通う方、
少なくないと思います。

首や腰の牽引治療は、
慢性的な首や腰の痛み、神経根症状、
頸部・腰椎の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの治療に広く用いられています。

椎間板の間を広げる
椎間関節に掛かる負担を軽減する
椎間孔を広げる
脊椎周辺の筋肉のストレッチをする
などと説明を受けていることでしょう。


牽引する強さを決めるのは、ぶっちゃけテキトーです。
「この人ならこの程度の力で引っ張ってみるか」と
アバウトに決めます。
その結果、牽引し終わった後、痛みが増したり、
何をされたんだかよくわからなかった、というような結果になることもあります。
首や腰を固定するのにも、意外とコツが必要です。
首の牽引に至っては、座る位置とか、引っ張る角度が微妙に異なる場合があります。

そのようなことをクリアしても、実際に行うのは10分だけとか。。。
まあ、そんなぶっちゃけ裏話もいいのですが、


牽引治療に関するエビデンスとなると、不確実性が残されています。
 
首の牽引治療は、痛みの緩和や機能の改善に有効である可能性があります。
一方で、効果は一時的であり、長期的な治療効果については不明確です。
また、治療前にどの患者がこの治療に反応するかを正確に予測することは困難です。
 
腰の牽引治療に関する研究も限られており、その効果は一時的であるとされています。
ただし、腰椎椎間板ヘルニアの患者には、牽引治療が有効である可能性があるとの研究結果もあります。
 
首や腰の牽引治療に関するエビデンスは、まだ不確定な点が多く、
個々の患者に応じた治療法の選択が重要です。

治療前に、症状や病歴、身体検査などを総合的に評価することが必要です。
 
 
以下に、首や腰の牽引治療に関するいくつかの研究論文を紹介します。

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Kuijper et al. (2004).
A systematic review on the effectiveness of cervical traction.
Physiotherapy Canada, 56(4), 205-212.

この論文は、首の牽引治療の効果についてのシステマティックレビューです。
著者らは、ランダム化比較試験を含む、15の研究を分析しました。
その結果、牽引治療は、一部の患者において痛みの軽減や機能改善に効果があることが示されました。
ただし、長期的な治療効果については不明確であり、
治療前にどの患者がこの治療に反応するかを正確に予測することは困難と結論づけられました。

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Clarke et al. (2005).
A systematic review of manual therapies for the thoracic spine: a critical appraisal of literature.
Physiotherapy, 91(4), 156-175.

この論文は、胸椎の牽引治療を含む、手技療法の効果についてのシステマティックレビューです。
著者らは、ランダム化比較試験を含む、13の研究を分析しました。
その結果、牽引治療は、短期的な効果があるものの、長期的な治療効果については不明確であり、
臨床的な適用範囲が限られていることが示されました。

 
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Cheung et al. (2016).
The effectiveness of traction for back pain: a systematic review and meta-analysis.
Clinical Rehabilitation, 30(11), 1079-1089.

この論文は、腰の牽引治療に関するシステマティックレビューおよびメタアナリシスです。
著者らは、ランダム化比較試験を含む、10の研究を分析しました。
その結果、牽引治療は、一部の患者において短期的な痛みの軽減に効果があることが示されました。
ただし、長期的な治療効果については不明確であり、
治療前にどの患者がこの治療に反応するかを正確に予測することは困難であると結論づけられました。


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慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome、CFS)とは

慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome、CFS)は、
原因が明確ではなく、長期にわたって持続する疲労感や体のだるさを中心とした症候群です。

この症候群は、
睡眠不足、筋肉の痛み、関節痛、頭痛、集中力の欠如、
喉の痛み、リンパ節の腫れ、悪心、食欲不振、体温の変化などの他の身体的な症状と共に現れます。
 
CFSは、個人差がありますが、
一般的には6ヶ月以上にわたって持続する疲労感を示します。


CFSは、現在までに特定の原因が見つかっていないため、完全には解明されていませんが、
免疫系や神経系、ホルモンバランスの異常、
ウイルス感染、ストレスなどが関連していると考えられています。
 
一般的には女性に多く見られ、
年齢層は10代から40代にかけての人々が最も影響を受けやすいとされています。
 
CFSの治療には、症状に応じた医薬品やサプリメントの使用、
行動療法、認知療法、リラクゼーション法、運動療法などがあります。


複数箇所の筋肉がパンパンに張っている場合、
当院でも対処可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

顎関節症の原因となる筋肉を緩めましょう

顎関節症は、顎関節やその周辺の組織の機能障害のことで、

症状は、
顎の痛みや音がする、
口を開け閉めするときに違和感がある、
咬み合わせが合わなくなる、
などがあります。


顎関節症の原因となる筋肉は、以下です。

側頭筋:頭部の筋肉、いわゆる「コメカミ」で、緊張することで顎関節症を引き起こすことがあります。
咬筋:咀嚼に関わる筋肉で、過度な力がかかることで顎関節症を引き起こすことがあります。
内側翼突筋:顎を引っ張る筋肉で、硬くなることで顎関節症の原因となることがあります。
大口輪筋:口を開けるときに働く筋肉で、過度な力がかかることで症状を引き起こすことがあります。
前頭筋:額の筋肉で、ストレスなどで緊張することで、顎関節症の原因となることがあります。

これらの筋肉が緊張し、硬くなることで、
顎関節に負担がかかり、症状を引き起こすことがあります。
顎関節症の治療には、筋肉の緊張を緩和することが大切であり、
口の開け閉め運動やマッサージ、理学療法、ストレス管理などが効果的です。
 
このうち、重要なのに盲点となりがちなのは内側翼突筋です。
 
内側翼突筋は、顎関節周囲の筋肉の一つで、顎を引っ張る働きを持っています。
 
内側翼突筋が緊張して硬くなることが、顎関節症の原因の一つとされています。
内側翼突筋が硬くなると、顎を引っ張り続けるために
顎関節に負担がかかり、顎関節が痛くなることがあります。

また、内側翼突筋が硬くなることで、顎の咬み合わせの調整が上手くいかなくなり、
顎関節症の症状が悪化することがあります。
 
そのため、顎関節症の治療においては、内側翼突筋の緊張を緩和することが重要となります。
一般的には内側翼突筋を緩めるにはマッサージしたり、低周波鍼通電療法(筋パルス)を行ったり
オステオパシーのストレイン・カウンターストレインというテクニックなどを用いたりするのですが、
炭酸水や強い磁力の磁石を使用することで
内側翼突筋を緩めることも可能です。
詳細はここでは記載しません。

来院されたときにお伝えします。

 

握力の低下は認知機能の低下・認知症と関係します

最近の研究は、握力の低下と認知症との間に相関があることを示唆しています。
特に、高齢者の場合、握力の低下は、認知機能の低下や認知症の発症と関連している可能性があります。
 
握力の低下は、加齢に伴う筋力の低下や筋肉量の減少、運動不足、栄養不良などの要因によって
引き起こされることがあります。これらの要因は、認知症のリスク要因としても知られています。
 
一方、握力を改善するには、運動療法や筋力トレーニング、栄養改善などの方法で可能です。
これらの方法は、認知機能の改善や認知症の発症リスクの低下にも効果的であることが示唆されています。
 
握力の低下が認知症のリスク要因である可能性があるため、
定期的な運動やバランスの取れた食事、ストレスの管理などを含めた
健康的なライフスタイルの維持が重要です。

また、定期的な健康チェックや認知機能の評価を受けることも推奨されます。
 
 
 
 
さらに、握力の低下と認知症との相関に関する研究では、
握力と認知機能の間には密接な関係があることが示されています。

一部の研究によると、握力が強い人は、認知機能が高い傾向にあるとされています。
また、握力が強い人は、認知症のリスクが低い可能性があるという研究結果もあります。
 
一方、握力の低下と認知症との関係については、諸説あります。
一部の研究によると、握力の低下は認知症の初期症状の1つであり、
進行した認知症の患者では握力が非常に低下していることが示されています。
一方、握力の低下は認知症の発症を予測する指標としても有用かもしれません。
 
握力の低下と認知症との相関については、まだ研究が進んでいる段階ですが、
握力を改善することは、認知機能の維持や認知症のリスク低下に役立つ可能性があります。

そのため、健康的なライフスタイルの維持に加え、
定期的な運動や筋力トレーニングなどの方法を取り入れることが重要です。
 
 
 
 
握力の低下と認知症との関係については、数多くの研究が行われています。
以下にその研究論文の一例を挙げます。

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・"Grip Strength and Cognitive Decline in Older Adults"
(2017年、Journal of Alzheimer's Disease)


この研究では、高齢者を対象に、握力の低下と認知機能の低下との関連性が調査されました。
 
研究では、1,817人の高齢者(平均年齢74.4歳)が対象となり、2年間にわたって追跡調査が行われました。
最初の調査時に、参加者の握力と認知機能が測定され、2年後に再度測定が行われました。
 
結果として、握力の低下が認知機能の低下と関連していることが示されました。
具体的には、握力が1kg低下するごとに、認知機能テストのスコアが0.03点低下することが判明しました。
また、握力の低下が認知機能の低下を予測する有効な指標となる可能性があることが示されました。
 
この研究は、握力と認知機能との関連性について、
高齢者を対象に実証的に示した先駆的な研究として注目されています。
 
 
------------------------------------------------------------------
・"Association between handgrip strength and cognitive impairment in elderly people: a systematic review"
(2020年、Aging Clinical and Experimental Research)
:この研究では、高齢者を対象に、握力の低下と認知機能の低下との間に関連性があることが示されています。

この研究では、高齢者を対象に、握力の低下と認知機能の低下との関連性を調査した先行研究を
体系的にレビューし、結果をまとめたものです。
 
研究では、16の先行研究が対象となりました。
これらの先行研究では、総計14,955人の高齢者が調査され、
握力と認知機能の関連性が評価されていました。

レビューの結果、握力の低下が認知機能の低下と関連していることが示されました。
特に、握力が弱い高齢者は、記憶力、認知速度、注意力、実行機能などの
多くの認知機能の面で低下している
ことが報告されました。
 
このレビュー研究により、握力の低下と認知機能の低下との間に関連性があることが再確認され、
その関係性の重要性が再強調されました。

また、高齢者の健康維持や認知機能の改善において、
握力の改善が有効なアプローチの一つ
であることが示唆されました。
 
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・"Grip strength is associated with cognitive performance in Schizophrenia and the general population: a UK Biobank study of 476559 participants"(2021年、Translational Psychiatry)
:この研究では、健常者と統合失調症患者を含む大規模な人口調査を行い、
握力と認知機能の間に関連性があることが示されています。

この研究では、統合失調症患者と一般人口を対象に、
握力と認知パフォーマンスとの関連性を調査しました。
 
研究では、UKバイオバンクに登録された476,559人の参加者を対象に、
握力と認知パフォーマンスのデータを収集しました。

その結果、握力が高い人ほど、認知パフォーマンスが良かったことが示されました。
具体的には、握力が強い人は、記憶力、処理速度、反応時間、認知機能総合得点など、
多くの認知パフォーマンス指標で高得点
を示しました。
 
統合失調症患者のサブグループにおいても、同様の関連性が認められました。
つまり、統合失調症患者でも、握力が高い人ほど認知パフォーマンスが良かったということです。
 
この研究は、握力と認知パフォーマンスとの間には、
統合失調症患者を含む一般人口においても、関連性がある
ことを示唆しています。
また、握力の強化が認知機能の改善につながる可能性があることを示唆しています。

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以上は、握力の低下と認知症との関係に関する代表的な研究の一部です。
しかし、この分野の研究はまだ進んでいる段階であり、
今後の研究によって、さらに詳細な関連性が明らかになることが期待されています。
 
 

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