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厳しい残暑の「汗疹(あせも)」と「汗荒れ」にマイクロバブル


2014/08/23 23:08

厳しい残暑は今週末までだそうです。もう少し踏ん張りましょう。
 
暑い時にかく汗が肌のトラブルを引き起こします。
 
首回りなどの、しつこい痒みや赤みは、汗によって肌が荒れる「汗荒れ」の可能性があります。
夏の肌トラブルといえば、「汗疹(あせも)」が有名ですが、重症化しやすいのは汗荒れです。
 
汗荒れとは、汗によって起こる接触性皮膚炎の事です。
汗の水分が蒸発すると、
汗に含まれている塩分やアンモニアの濃度が高くなり、刺激となりチクチク・ピリピリと感じます。
さらに、汗が皮脂と混じってベタついた所に、ほこりなどが吸着し、かゆみを生じます。
 
皮膚が薄くて弱い所や肌の乾燥している所は汗荒れになりやすいので、
汗をこまめに拭いたり、乾燥を防いだりするなど早めのケアが大切です。
首回り、腰回りなど衣服との摩擦や蒸れが起きる部分(下着周辺など)もなりやすく、
かゆみや赤みを伴います。
 
汗が原因だと気づかないため、医療機関で受診しない人が多いそうです。
 
「汗でかゆくなると『汗疹』と思う人が大半だが、実際は8割以上が汗荒れ。
汗疹(あせも)は、大量に汗をかいたときなどに汗管(汗を排出する管)が詰まるのが原因。
汗疹(あせも)は汗をまめに拭いてもできますが、汗荒れはまめに拭くことで予防できる」

と皮膚科医は予防の重要性を強調します。
 
 
汗疹(あせも)は汗管密度が高くて体重当たりの発汗量の多い子供によく見られますが、
汗荒れは大人にも子供にも起きます。
 
汗荒れを起こしやすいのは、汗をよくかく人や皮膚のデリケートな人。
高齢者も発汗量が低下する一方で、皮膚が薄くなって乾燥しやすいので要注意です。
 
 
【早めのケアと予防】
 
汗疹は触らなければ通常、数日で治ることが多いです。
しかし、かゆみを伴う汗荒れは、かきむしるなどして重症化しやすいため、
肌の保湿を心掛けるなど早めのケアが大切。
 
汗荒れを予防するには、風呂上がりの清潔な肌に保湿剤(ローションやクリームなど)をつけて
皮膚の乾燥を防ぐことが大事。
 
入浴時の洗い過ぎも肌を荒れやすくするので、肌をごしごしこすらず、せっけんを使い過ぎないように注意。
肌が蒸れないよう衣類を工夫することも汗荒れの予防につながる。


http://sankei.jp.msn.com/smp/life/news/140819/bdy14081908300001-s.

 
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