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WHOのデング・重症デングのまとめ(治療・予防・予後・疫学・統計・歴史)


2014/09/18 15:00

WHOのデング・重症デングのまとめ(治療・予防・予後) 
 
・デングには特異的治療法がないが、早期に発見し適切な処置を行えば、致死率は1%以下に抑えられる
・デングの予防は防蚊対策である
・デングワクチンは現在開発中だが、実用化は未定である
・デングウイルスには4つの血清型がある
・血清型間の交差耐性は限定的かつ一時的。例えば、デング1型に感染した後には、1型に対する免疫はあるが、2型に対する免疫は少ししかない。
・別の血清型デングに感染すると、デング出血熱のリスクが増加する。例えば、デング1型に感染した後に、デング2型に感染すると、重症デングのリスクが高い
 
WHO Fact sheet updated on Mar-2014: Dengue and severe dengue
 
http://goo.gl/Ml7Ni6
 


 
WHOのデング・重症デングのまとめ(疫学・統計・歴史)
 
・デングの発生率は世界的にここ数十年で急激に増加
・1970年以前は9カ国で確認されたのみだったが、現在では100カ国以上で感染が報告されている
・現在、世界人口の約半数(25億人)がデングのリスクにさらされている
・毎年5000万人〜1億人がデングに感染している
・毎年50万人が重症デングで入院していると推定され、その2.5%が死亡している
・デングは地方だけでなく、都市部でも感染する
・アジア、ラテンアメリカの一部の国々では、重症デングが小児の死亡の主な原因の一つとなっている
・重症デング(デング出血熱)は、1950年代にタイ・フィリピンではじめて確認された
・2010年、フランスとクロアチアではじめてデングが流行した
・2012年、ポルトガルのマデイラ島で流行し、2000人以上が感染
・2013年、米国フロリダと中国雲南省でデング発生
 
WHO Fact sheet updated on Mar-2014: Dengue and severe dengue
 
http://goo.gl/Ml7Ni6


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