腰痛、特にぎっくり腰になった時というのは、一瞬自分の身に何が起きたのか理解できなくなります。
ほぼパニック状態ですね。
「これは一生続くのじゃないか」「ずっとなおらないかもしれない」という期間的な不安や
「内蔵がどうにかなってしまったのじゃないか」という漠然とした不安。
「手術でもしないといけないのか」「治し方なんてあるのか」
「仕事を辞めなければならないかもしれない」など。
とにかく不安だらけになります。
一人暮らしでご家族がいない時はなおさらです。
救急車を呼ぶのも選択肢のひとつですが、その前に
ご自身でできる対処法・応急処置もありますのでいくつか試してください。
【湿布】
とりあえず湿布を痛い所に貼る。(冷湿布にしておきましょう)
【アイシング】
急性期は冷やすのが原則です。ためらわず冷やしてみましょう。
【深呼吸】
おなかを思いっきりへこませて、凹んだままをキープして深呼吸する。
これだけでも相当楽になります。
【マッケンジー体操】
(1)のように平らなところでうつぶせになるだけでも効果あります。
(3)までできれば理想ですが、(2)まで行うだけでも効果あります。
【ふくらはぎ(アキレス腱)のストレッチ】
パンパンに固くなっている場合があります。
できる範囲でいいのでストレッチをしてみましょう。
【日常動作の中に腰に負担をかけない】(予防法も含まれます)
<寝方>
仰向け:膝の下にクッションを入れる
横向き:寝返りを極力避ける
<起き上がる時>
ぎっくり腰の時の起き上がり方は
こちらを参考にしてください。
私自身が激しいぎっくり腰を経験した時の事を踏まえて記述していますので、参考になると思います。
<立ち上がる時>
・両足をそろえずに、足を半歩ずらす
・膝を手で押して立ち上がる
<洗面時>
・足を半歩ずらす
・ずらした側(前足)の下に5〜10センチほどの台(雑誌など)を置く。
外出できるようになられましたら、お近くで治療を受けましょう。
もちろん、当松江はりきゅう治療院にもお越しください。
鍼灸(はりきゅう)以外にも様々な治療方法をご用意してお待ちしております。
世の中に治し方が様々あるようですが、
病院・整形外科で受ける治療だけが唯一の治療ではないですよ。
「1週間は安静にしてください」
「湿布を出しておきます」
「コルセットをつけてください」
「何もするな!動くな!!寝てろ!!!」
このように言われていませんか?
短い期間で元通りの生活に戻りたいですよね?