正常な首の形は、頚椎前弯(けいついぜんわん)といって、
ゆるやかに前にアーチを描いています。
パソコンや事務作業を長時間続けたり、スマートフォンやタブレットを不自然な姿勢で操作するなどして
そのアーチが失われてくると首がまっすぐになりやすくなります。
いわゆる「ストレートネック」と呼ばれる状態です。
レントゲンを取ると一発でわかります。
首周りの筋肉が少ない、女性に多いパターンです。
(もちろん、女性に限った話ではありません。)
ストレートネックならまだしも、
さらに進行すると、逆向きのアーチを描くようになってしまいます。
この状態を「頸椎後弯変形(後方ネック)」と言います。
肩こり・首痛・頭痛の原因となるのはもちろん、
肩の痛み・腕から手にかけてのしびれの原因ともなります。